いままで、だれにもお話をしたことがなかった
巖手屋で本当にあった物語。
いままで、だれにもお話をしたことがなかった
巖手屋で本当にあった物語。
2011年、冬。 僕たちは、あの日のチョコ南部を忘れない。
創業以来、伝統の南部せんべいを、大切に大切に作ってきた小松製菓若き営業マン、青谷と堀内は、来るバレンタインデーに備え、自社のヒット商品『チョコ南部』に期待をかけていた。
『チョコ南部』は、伝統の南部せんべいを焼き上げた後、細かく砕き100%ピュアチョコレートでコーティングしたサクサク感が魅力のチョコレートクランチ。伝統と革新のコラボレーションやTVの予告CMも話題になり、発売以来、大人気の商品だった。
青谷 耕成 KOSEI AOYA
小松製業 営業課長(現執行役員) 南部せんべいを砕くという斬新なアイディアで『チョコ南部』をヒットさせた。
藤井仁人 俳優。ドラマ出演他、多数の舞台で座長を務める。
小松 務 TSUTOMU KOMATSU
小松製業 代表取締役社長(現会長) 創業者小松シキの長男で3代目の社長。
得丸伸二 俳優。文学座所属。舞台を中心に脚本、演出も手掛ける。
堀内 元貴 MOTOKI HORIUCHI
小松製業 営業部(現直営店統括部 部長) 青谷の部下で、明るい社内のムードメーカー。
太一 俳優。細い外見に似合わず、殺陣や武道もこなすアスリート。
この物語は、南部せんべい乃 巖手屋で本当にあった出来事です。
2018年、創業者小松シキの生誕100周年、小松製菓創業70周年を迎え、 社訓である「感謝と創造」にまつわる物語を、 地域の伝統菓子、南部せんべいをご提供させて頂く企業として、 日本国内だけではなく、海外の方々にも伝わるように、
「映画」に託して表現してみました。
映像は、言語に依存せずに心を伝えることができる万国共通言語。
たくさんの方の心に届く作品になっていれば嬉しく思います。
撮影には、実際の小松製菓の本社や工場を使用し、 主な登場人物は、実在の人物をモデルとしています。
盛岡広域フィルムコミッション、二戸市民文士劇、二戸演劇協会 the 雲人のみなさん、 いわて県北クリーン様ほか、地元のお客様方にも多数ご協力いただきました。
ぜひ、たくさんの方にご覧いただけましたら幸いです。
短編映画「告白」~チョコ南部の秘 密~に登場する、2009年の発売以 来、多くの方に親しんでいただいて いる巖手屋の元祖チョコ南部です。 落花生せんべいのクラッシュしたもの を ピュアチョコレートでコーティングし た、 チョコクランチタイプです。
監督:細井尊人 1978年、新潟県出身。日本映画監督協会会員。テレビ制作会社を経て、2010年フリーに転向。ODD PICTURESとして活動を開始する。(現在は株式会社ODD PICTURES 取締役)。代表作はマレーシア人キャスト・スタッフによる日・馬共同製作長編『クアラルンプールの夜明け』ほか、出身地新潟を舞台にしたサスペンス長編『チェイン』など。東京都北区応援団事業で製作された短編「おもひでレストラン」が、山形国際ムービーフェスティバルにて準グランプリ受賞ほか、国内最大の短編映画祭ショート・ショート・フィルム・フェスティバル&アジアでは、『SilentLove』、『原罪』、『ブラインドテイスティング』がノミネート。韓国、アメリカ、ルーマニアの映画祭でも上映された。